冬休みに入ってすぐの2日間、豊川小学校の先生方はとよかわ保育園に保育実習へ。
普段から園児と小学生の交流は続けていますが、学校の先生方が保育園に来る機会は少なく、乳幼児期の子ども達がどんな生活をしているのかを知ることや、子ども理解の視野を広げることを目的に保育実習を行うこととなりました。
今回、ほぼ全ての学校教員が体験をしていました。
たくさんの気付きがあったようです。
以下、先生方の感想の一部です。
めちゃくちゃ楽しませてもらった。
他の保育園がどうなのかあまりわからないですけど、豊川小学校は、学校に上がって複式になるので、今の段階から異年齢の子が一緒に活動する時間がこれだけあると、同じ学年だけでなくて次の学年と一緒にいると、そういう環境で育っているということが良く分かった
年長さんがうまくリーダーシップが取れる関係にあって、縦割りでやっているので、リーダー性も育つだろうし、それをまねる年中さんもそれを見ているというのもあるなあと思いましたし、劇の練習の場面を見ていても、そうやって引っ張ってくる子が、年長さんも自分でやらないといけないと思ってやってくれている。
あと、集団の輪から離れる子のうまくスペースが準備してあるので、そこで絵本読んでいることもあるし、他の活動を邪魔することでもなく、そこで自分ひとりで落ち着いて活動して、また気が向いたら戻ってくるので、そういう環境があって良いなあと思いました。
年長さんがすごい下の子の面倒を見ていて、多分、今の一年生も昨年やっていたんだろうなあと思って私は見ていました。
どうしても小学校に上がると、やってもらうことがしばらく続くので、やっぱり毎月の交流は大事だと思ったのと、やってもらう方が楽は楽なので、せっかく保育園で培ったものは活かせるように小学校でもなるべく自分たちでさせるとか、周りを見るとか、そういうことができる力をそもそも持って上がっているので、もうちょっといろいろ任せてこっちが見守るようなことができると良いなあと思って、見てました。
保育園って私自身初めてで、自分は幼稚園で育ってきたので、下のクラスの子をあーいう風に見るとか、どういう風にしているとか未知の世界だったので、ああこういうことをして保育園の子たちって小学校に上がってきてるんだなっていいうのが良く分かって勉強になりました。
何十年か前の自分が子育てした時のことがとんでいて、その時は必至で余裕がなくて、今日はゆったりやっぱり離れて見れるせいか、0歳って3か月で首が座ったばかりの赤ちゃんでも目と目があって、喃語が話せて声が出て、コミュニケーションができて、1歳の間にすごいそれぞれができることが多くて、わかることも多いし、びっくりして感動しました。
自分が子育てするときはそんな余裕がなかったなあって。
小学校ではこちらから教えることが主なんだけど、乳児はもう自分が主で、こっちがあわせますよね。だから子供のニーズをどうくみ取っていくかのところが、それぞれ子どもによって違っていて、でもちゃんと発信するんですよ。いらないとかいるとか。
だからなんか原型っていうか、子どもの、人が育つ原型のところだなって、もうちょっと見ときたかったです。
Comments